O脚とは脚をぴったりとそろえて立ち、両足かかとをつけて爪先を拳1つ分開いた時、太ももからくるぶしにかけて隙間があくのが特徴です。
素の外にも
- 正面を向いた時、膝小僧が内側を向いている。
- ひざ下の骨が外に張り出している。
- 靴のかかとが外側から減っていく。
- 脚のつけ根部分(股関節の出っ張り)が外側に張り出している。
などが、一般的な例として挙げられます。
O脚というと、骨自体が曲がっている状態だと思っている人も多いようですが、実はそれは間違いです。
O脚は骨盤に必要以上に負荷がかかり、股関節によって骨盤とつながっている大腿骨(脚の太ももの骨)が外側へずれることから発生します。
骨盤から大腿骨に歪みが生じると、それにつながる膝や足首の関節までその影響が及び、本来ならほぼ直線になるはずの脚にねじれが生じてしまいます。
例えば、O脚の人の場合、脚のつけ根が外側にずれているため、立ったり歩いたりする際に脚の外側に力が入り、自然と太ももやふくらはぎの外側の筋肉が強くなっていきます。
するとバランスをとるために内ももの筋肉は弱くなり、そこに脂肪がつきやすくなってしまうのです。
この状態で毎日30分のウォーキングを実行するとどうなるでしょうか?
太ももの外側はどんどんたくましくなり、内ももはますますタプタプという悲しい結末が待っています。
さらに脚が歪むと血行も悪くなり、新陳代謝が低下します。
それが原因で、【むくむ→脂肪が蓄積→さらに血行が悪くなる】という悪循環が繰り返されてしまいます。
いずれにしても骨盤に生じた歪みが原因です。
脚の歪みは見た目だけの問題ではなく、骨格の中でも重要な役割をもつ骨盤にかかわる、いわば健康を左右する体のトラブルなのです。
歪んだ骨盤の形は。四角く開いたり、前後左右にねじれるなど様々に変形しています。その歪みが背骨や大腿骨へと伝わって、最終的には体全体が歪んでしまいます。
さらに骨盤は内蔵や生殖器を保護する役目も持っています。「入れ物」が歪めば、その中に納まっている内蔵にも影響が出るのは当然です。生理痛がひどい人は、骨盤が歪んでいると見てまず間違いありません。
その他、骨盤が広がると内臓が下へ落ち、そのために内蔵の神経も圧迫され、神経伝達のスピードが鈍くなります。
だから、「満腹」のサインが食欲中枢へ伝わるのに必要以上に時間がかかり、つい食べ過ぎてしまうのです。
骨盤を締め、内蔵を正しい位置へ戻していけば、神経伝達がスムーズになるため、適量の食事でお腹がいっぱいになります。
さらに、神経の働きがよくなれば新陳代謝(基礎代謝)機能もアップします。